IllustratorCCとは?
Illustratorとは?デザインを勉強したいなぁと思った時に、1度は耳にする言葉だと思うのであります。今回はIllustratorCCとはなにか?について紹介するであります。
イラストレーター、イラレってなに?
本チュートリアルのおおよそ時間:5分程度
パソコンでポスターやPOPを作ってみたい!と思った時に、イラストレーターやイラレという言葉を目にしたのだけれど、一体どんなものなの??
パソコンやスマホでポスター広告等を作成しようと思った時に目や耳にするIllustratorCC(イラストレーター、イラレ)とはデザインを行うためのソフトウェアであります。
Illustratorを簡潔に説明するとAdobeが開発したデザインを行うためのソフトウェアです。
※近年ソフトウェアをソフトやアプリと呼んだりもします。
Adobeとは
Adobeとは、プロフェッショナル向け画像編集ソフトウェアなどを開発を行っている米国の世界最大手ソフトウェア企業です。 正式社名は 「Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)」
”「1982年創業され、本社は米カリフォルニア州サンノゼにあります。 「adobe」の由来は、カリフォルニア州ロスアルトスにあるジョン・ワーノックの自宅裏に流れているアドビクリーク(Adobe Creek)という川の名前から取ったそうです。」Wikipedia参照”
IllustratorCCで、できること
Illustratorでなにができる?
- ポスターやチラシのデザイン・・・インパクトのあるポスターやチラシをデザインするプロも利用するのがIllustratorです。画像やイラスト、テキストなどを思いのまま正確に配置できます。
- ロゴデザイン・・・オリジナルロゴを作成するならIllustratorが得意です。描画した図形や文字、各オブジェクトを組み合わせたり、文字を図形と同じように変形させたり、さまざまな形を思いのまま創り出すことでロゴを作成できます。
- イラスト・・・Illustratorは線がはっきりしたイラストを描くのに向いています。直線や曲線、丸や四角などの図形で1つ1つパーツを描き、それらオブジェクトを組み合わせて形をつくることができます。フリーハンドで自由な形を描くこともできます。
- 地図やグラフ・・・フライヤーやDMで目にする地図は、線を組み合わせる事でさまざまな表現が可能です。グラフの円や棒なども、Illustratorを使えば簡単に見栄えのするものを作成できます。
上記の例のような事がIllustratorCCを使うことで簡単にできます。しかし他のソフトでも作成することはできます。ではIllustratorの強みとはなにか?最大の特徴はベクター形式のデータを扱えるということです。
ベクター形式のデータってなに?
Illustrator初心者の方に向けて、IllustratorCCできる事やその特徴を抑えておくために紹介していきます。
ベクターデータとは、点の座標やそれを結ぶ線を数値で記録し、表現する画像方式の事です。
点の座標をアンカー、それを結ぶ線をセグメントといい、アンカーとセグメントで構成されたオブジェクトをパスと言います。楕円ツール(丸い図形)で描画した時に確認しやすい、方向線やハンドルも数値がそれぞれ計算されてパスが作成されています。パスは別の呼び方で、ベジェ曲線ともいわれます。
Photoshopなどで扱われるラスター形式データは画像を色のついた点(デジタルでは、ピクセル・印刷物では、ドットと呼ぶ)の羅列・集合体として表現するビットマップデータ、ラスター形式のデータとは異なり、ベクターデータはデータを表示するたびに点の座標やそれを結ぶ線の数値データを再計算するため、移動・拡大・縮小・変形を何度おこなっても、画質が劣化したりせず、元のデータを損ないません。画質を劣化させずにどのようなサイズにも適応できるため、巨大なポスターや小さいPOPといった大小様々な印刷媒体はもちろん、WEBデザインなどのデジタルデータにも利用できます。ベクターデータのファイル形式(拡張子)は、EPSファイル(.eps)またはAIファイル(.ai)という名前で保存されます。
EPSファイルはAdobe Photoshopなどの画像編集ソフトで、AIファイルはAdobe Illustratorなどのグラフィックデザインソフトなどでデータを開き閲覧することができます。EPSファイルやAIファイルを開くためには、先で説明したようなソフトが必要です。ソフトがないとデータを持っていても見ることが出来ないので注意が必要です。
Illustratorが必要な理由
ポスターやチラシを作成し、完成したものを、いざ印刷したいと思った時に、多くの場合は印刷所に依頼することになります。
印刷所に入稿(完成したデータを印刷会社へ渡す)する場合、Illustratorで作成されたaiデータで入稿することが多いのです。
さらにはクライアントからの急なサイズ変更などの修正が生じた際にもすぐに変更し対応できるのがIllustratorCCで扱っているベクターデータの強みです。
最初は少し操作が難しいかもしれませんが、慣れてくると、自分でイメージしたものを形にできるので、とても楽しく、学べば学ぶほどに奥が深いソフトです。初心者からプロまで使っている理由にも納得がいきます。
初めは、各ツールを切り替えながら操作をすることに慣れておらず戸惑うこともあると思います。
1人では学習が難しそうだと感じられた場合、Adobe製品の授業も行っていますので、是非ご検討ください。
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パソコンのパックン。ありがとう!
IllustratorCCというデザインソフトを使ってみたくなったよ!
それはよかったであります!
他にもアプリ操作に役立つ情報をお伝えしているので、見てみて欲しいのであります!
きっと役に立つであります!